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ガジェットレポート③「Kindle Oasis(2019)」で読書生活

新しいガジェット大好きのMです。

今回は2019年7月24日に発売された新しい「Kindle Oasis」についてご紹介します。

Kindleと言えば、Amazonが提供する電子書籍サービス。
Kindleで提供されている電子書籍を読むための専用端末もKindleという名称です。

そのため、電子書籍を読むためのハードウェアのKindleと、電子書籍サービスのKindleが同じ名称なのは少し混乱してしまうかもしれません。
この記事では、電子書籍を読むためのハードウェアのことをKindleと表記します。

Kindleは現在以下の3つのバージョンが存在します。

  1. Kindle
  2. Kindle Paperwhite
  3. Kindle Oasis

それぞれのモデルについて簡単に解説しますと

1.Kindle」はエントリーモデルで、保存容量が4GBと少なめですがその分価格が安くなっています。
今年発売の新しいモデルからフロントライトも搭載されたので、暗い場所でも本が読めるようになりましたが、今まではフロントライトは非搭載でした。
容量が4GBしかないので、マンガを大量に持ち歩くには向いておらず、小説などの文字が主体の本を読む人向けです。
ハイスペックではなけれど、Kindleを安価に購入して読書を楽しみたい人向けのエントリーモデルです。

2.Kindle Paperwhite」はミドルモデルで、保存容量は8GBか32GBのどちらかから選べます。
32GBモデルの場合は、通信量はAmazonが負担する4G回線を付けることも可能です。
そして、新しいモデルから防水機能(IPX8等級)に対応しました。

僕は2016年に「Kindle Paperwhite マンガモデル」が登場したときに購入しました。
32GBの容量ならば、約700冊のマンガを保存できるので十分です。
大量に本を読みたい、風呂場でも本を読みたい、マンガもたくさん読みたい人向けです。

3.Kindle Oasis」はハイスペックモデルで、こちらも「Kindle Paperwhite」と同様に保存容量が8GBか32GBから選べ、32GBモデルには無料の4G回線を選択することも可能です。
一番の特徴は、ページを切り替えるボタンが付いている点が大きな違いです。

各モデルの最安価格を比較してみると
 1.Kindle        8,980円
 2.Kindle Paperwhite  13,980円
 3.Kindle Oasis     29,980円

飛び抜けてKindle Oasisが高くなっています。

当然ながら高いのには訳があるということで、写真を交えながらご紹介します。

パッケージ画像です。
いつもながらシンプルなパッケージ。

開封するには、お菓子のパッケージみたいに、紙を引っ張ります。

箱の中から、Kindleのモチーフ画像が現れます。

そして中に入っているのは、本体、充電用のUSBケーブル、マニュアルだけ。
とってもシンプルです。

ちなみに、Kinldeの画面に何か貼ってあるように見えますが、透明のフィルムに覆われているだけでKindleのディスプレイにイラストを表示しています。
これは、Kindleの特徴でもあるE-inkディスプレイという、紙の質感にとても近いディスプレイで、消費電力もとっても少ないため、ディスプレイを表示した状態で出荷されています。

電源をOFFの状態でも、写真のようなイラストが常時表示されています。
液晶ディスプレイだと、バッテリーがあっという間に消費してしまいますが、消費電力の少ないE-inkディスプレイならば、常時表示したままが可能です。
そしてこのE-inkディスプレイと読書との相性が最高で、まるで紙の本を読んでいるような質感なんです。
スマホやタブレットで電子書籍を読んでいると、けっこう目が疲れます。
これはバックライトの影響で、ディスプレイの光が直接目に当たるため目に負担がかかっているからです。
Kindleはフロントライトを採用しており、直接光が目に入りません。
また、E-inkディスプレイが紙のような質感なので、目の疲れを軽減してくれます。
読書をする上で一番重要となる、文字を読むという部分がとても快適なんです。

2016年に購入したKindle Paperwhite マンガモデル(以下Kindle PW)との比較。
ディスプレイサイズは
 Kindle Oasis : 7インチ
 Kindle PW  : 6インチ
となっています。
画面が少し大きくなっています。
物理ボタンが搭載されているため、Kindle Oasisの方が横に長いですが、額縁が狭いため縦は短くなっています。

裏面の写真です。
Kindle Oasisは裏面が真っ平らではなく、1/3ほど出っ張っています。
実はこの出っ張りが読書をするのにとっても便利なんです。

出っ張りがあることで、手を引っかけることができ、長時間片手でホールドするのが楽なんです。
Kindle PWはフラットな裏面なので、寝っ転がりながら読書をしていると手から滑り落ちることが良くありました。

この写真の右側を見てもらえれば分かりますが、Kindle Oasisには物理ボタンが付いています。
このボタンには、ページの「進む」「戻る」が割り当てられています。

ボタンがあることがこんなにも便利なのかと思うぐらい、とっても便利です。
Kindle PWでは画面をスライドまたはタッチすることでページを切り替えるのですが、これが片手では思いの外難しい。
片手で操作しようとすると、裏面に引っかかりがないため、ページをめくるたびに落としそうになります。

Kindle Oasisは裏面の出っ張りと、ボタンの相性がバッチリで、片手で安心して操作できます。

また、防水機能にも対応しているため、風呂場で読書する際にも、このボタンが重宝します。

あと、写真では伝えづらいのですが、フロントライトの明るさも全然違います。
Kindle PWはフロントライトのLED数が5つですが、Kindle OasisではLED数が25個と5倍も多く使われています。
そして、新しいモデルの新機能として色調調整ライトが搭載されました。
時間帯によって、色調を明るいホワイトから温かみのあるアンバーへ変更できるので目に優しいという特徴があります。
しかも、時間設定機能を利用すれば日の出や日の入りの時刻に合わせて自動的に調整することもできます。

価格面では飛び抜けて高いのですが、読書に集中できるという意味では、ダントツだと思います。
今までもKindle PWで本を読んでいましたが、操作が億劫で読まなくなっていたので、今後はKindle Oasisで、たくさん本を読もうと思います。
ビジネス書もたくさん読みたいモノがあるので、あとは時間を作って読むだけ。
読んだら、ブログで紹介しようと思っています。

最後に、Kindle Oasisを持ち運ぶためのケースをご紹介。
純正ケースを買っても良かったのですが、重くなってしまって長時間の読書の妨げになるしお風呂に入るたびにいちいちケースから外すのが面倒だと思ったので、こちらを購入しました。

Kindle Oasisにピッタリサイズです。
裸で鞄に放り込んでいると傷だらけになりそうですが、こちらのケースに入れていれば安心です。

ということで、隙間時間は読書に明け暮れようと思います。