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ガジェットレポート⑥「AirPods Pro」の利便性やいかに
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新しいガジェット大好きのMです。
2019年10月30日(水)に発売された「AirPods Pro」の利便性についてレポートしたいと思います。
AirPodsと言えば、2016年12月13日にAppleから発売されたTrue Wireless Earphone(完全ワイヤレスイヤホン)です。
AirPodsが今の完全ワイヤレスイヤホンの火付け役にもなっており、圧倒的なシェアを誇っています。
発売されて、もうすぐ3年になりますが、2019年3月には「Hey, Siri」の呼び出しに対応し音質が向上した第二世代も発売されています。
第一世代、第二世代ともにAirPodsのデザインはオープンエア型のまま変わっておらず、また防水・防滴にも対応していません。
そのため、運動などで使用した場合に汗で壊れる心配があったのと、オープンエア型なので装着感に懸念点を感じて購入は控えていました。
そして、2019年7月にはSONYからノイズキャンセリング機能が搭載された「WF-1000XM3」が発売され、AirPodsに迫る勢いで売れていたのですが、Appleも満を持してノイズキャンセリング機能に対応し、オープンエア型からカナル型に変更した「AirPods Pro」を発売しました。
僕が懸念していた、防水性能、オープンエア型が解消され、さらにノイズキャンセリング機能まで実装されたということで、購入してしまいました。
11月1日(金)に購入したのですが、オンラインショップではどこも納期未定または11月下旬の納期とすぐに手に入りません。
そんな中、オンラインのAppleストアを見ていたら、当日の店頭受け取りが可能なお店が表示されていたので、勢いに任せてポチってしまった次第です。
今も、入荷に3週間ほどかかるようなので、かなり売れているみたいで、すぐに入手できたのは本当にラッキーでした。
パッケージのデザインです。
ネット上では、『ドライヤー』やポケモンに登場する『マダツボミ』と揶揄されていますが、AirPodsが登場したときも、『耳にうどんがぶらさがっている』など言われていたのでそのうちデザインは受け入れられると思います。
フタを開けると「Designed by Apple in California」の文字が。
本体の下に、ケーブルとイヤーピースが入っています。
本体との接続はiPhoneと同じLightning端子です。
充電器側との接続が、USB-AではなくUSB-Cとなっています。
iPhone11の充電器からUSB-Cに変更となっているため、iPhone11をお持ちの方は困らないと思いますが、USB-Cに対応した充電器を持っていない方は、別途充電器を購入する必要があります。
個人的に、このケーブルが欲しかったので、1本増えるのは嬉しかったのですが、充電器を持っていない人は出費が増えますね。
イヤーピースは本体にMサイズが装着されており、SサイズとLサイズが附属します。
AirPods Proの素晴らしいところは、イヤーピースの装着状態が問題ないかどうかをチェックできる点です。
Bluetoothの設定画面から、AirPods Proの「i」マークをクリックすることで、設定することができます。
AirPods Proを装着して、再生ボタンを押すと、音が流れ、耳の中での音の反響をマイクで計測して、装着状態をチェックするようです。
問題なければ、「密閉されています」というメッセージが表示されます。
耳の形は人それぞれなので、自分の感覚に頼るだけでなく、機械的にチェックできるのは便利です。
耳がきちんと密閉されていないと、ノイズキャンセリング性能も悪くなるので、この機能をつかってイヤーピースが正しいかどうかチェックすると快適なAiePodsライフが送れます。
イヤーピースを外した写真です。
イヤーピースがなかなか外れず、ちぎれてしまうのではないかと思うぐらい強く引っ張ると外せます。
逆に装着するときは、パチっと装着できます。
また、イヤーピースにはメッシュがあるので、耳垢などのゴミが中に入る心配がありません。
そして特殊な形状なので、一般的に販売されているイヤーピースは装着できません。
続いて充電器です。
AirPodsは正方形に近い形でしたが、AirPods Proは横長の形になりました。
フタを開けると本体がお目見えします。
磁石でカチッと収まっているので、急に飛び出して落としてしまうということはありませんが、少し取り出しにくい印象です。
『ドライヤー』や『マダツボミ』と揶揄されている本体です。
うどん部分は、AirPodsと比べて1cmほど短くなっているようです。
iPhoneと接続するのはとっても簡単で、AirPods Proを充電器に入れた状態でiPhone に近づけ、フタを開けるとペアリング完了です。
Apple製品であれば、簡単に接続できるのが、本当に便利です。
そして、接続後は通知センターの音量アイコンがAirPods Proのアイコンに変わります。
バッテリーウィジェットにも、1%単位でAirPods Proおよびケースのバッター情報が表示されます。
続いて、SONYの「WF-1000XM3」と比較してみました。
バッテリーケースは、WF-1000XM3の方が2周りほど大きな印象です。
本体もWF-1000XM3の方が大きいです。
聞き比べてみた、率直な感想としては、
・ノイズキャンセリング性能は、AirPods Proの方がよいような気がする。
・音質面では、WF-1000XM3の方がよいような気がする。
と、「気がする」と書かせて頂いたのは、あくまでも主観的な感想のためです。
音に関しては、人それぞれ感じ方や好みが違っていると思っているので、あくまでも参考程度に考えて頂ければと思います。
続いて、Jabra Elite Active 65tとの比較です。
AirPods Proを購入する前から使っていた、完全ワイヤレスイヤホンです。
バッテリーケースは、一回りほど大きな感じです。
65tは、元々コンパクトなケースだと思っていましたが、AirPods Proの方が更にコンパクトでした。
本体サイズの比較です。
65tは丸みを帯びたデザインです。
ノイズキャンセリング機能は搭載されていませんが、カナル型の密閉タイプなので遮音姓があります。
音質も悪くありません。
AirPods Proよりちょっとだけ音質がいい気がします。
とりあえず、AirPods Proを購入したので、65tはお蔵入りです。
続いて、Nintendo switch liteとワイヤレス接続できるか試してみました。
充電ケースの裏側にあるボタンを長押しすることでiPhone以外ともペアリングができます。
接続は問題ありませんでした。
電車の中で、ノイズキャンセリングでゲームを楽しむことができるようになりました。
最後に購入してから1週間ほど使用した感想です。
普段から、ハイレゾ音源をバランス接続のイヤホンで聴いている人からしたら、AirPods Proの音質は全然よくありません。。。
正直、音質面ではガッカリしました・・・。
でも、人間慣れとは怖いもので、AirPods Proだけで音楽を聴いていたら、あまり気にならなくなりました。
また、松山出張のため飛行機に乗って使用したのですが、ノイズキャンセリング性能は素晴らしいです。
元々、BOSEのノイズキャンセリングヘッドホンを使っていましたが、ヘッドホンと違って耳への圧迫感がないので、長時間装着していても耳が疲れません。
ノイズキャンセリングをOFFしたときに轟音にビックリするぐらい、ノイズを消してくれています。
もう一つ凄いなぁと思ったのが、ノイズキャンセリングをOFFにして、外音を取り込むモードに切り替えた時です。
イヤホンを耳に装着しているのに、普通に会話ができます。
傍から見たら、イヤホンしながら会話をするというのは、ビジネスマナー的にどうかと思いますが・・・。
そして、スポーツでの利用ですが、IPX4に対応したということで、汗で濡れる程度であれば壊れる心配がなくなりました。
Apple Watchと組み合わせてランニングなどで利用したいので、対汗・耐水機能が搭載されたのは本当にありがたいです。
AirPodsには興味があったけど購入するには足りない点が多く購入を見送っていましたが、AirPods Proでは音質面以外に足りない点が全くなく、購入して本当によかったです。
電池切れの面さえ気を付ければ、完全ワイヤレスイヤホンは本当に便利です。
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