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－恵比寿食レポ－ 「中目黒いぐち 上る」
新しいガジェット大好きのMです。
今回はガジェットではなく、恵比寿にある隠れ家的なお店「中目黒いぐち 上る」のご紹介です。
ガジェットネタではなく、食レポを書くことになったのには理由があります。
当社では普段の慰労を兼ねた食事会を開催しているのですが、その幹事を今回任されました。
ということで、参加する方には日程(時間)だけお伝えし、お店に入るまでは何のお店かシークレットという趣向で企画しました。
今回選んだ「中目黒いぐち 上る」というお店は、看板が一切出ていません。
そして、名前は”中目黒”ですが、お店の住所は”恵比寿”です。
会社から徒歩5分、恵比寿駅からなら徒歩3分という立地の場所にあります。
外観の写真です。
不動産と書かれたビルの最上階(5階)がお店なのですが、まったくお店の雰囲気がありません。
この扉が入り口ですが、ここにも看板が何もありません。
ドアを開けるまで、本当にお店なのか心配になります。
ドアを開けても黒を基調とした雰囲気で暖簾も黒でよく分かりません。
今回は4名で予約していたので個室に案内されましたが、店の奥にはカウンターの席もあるようです。
着席した際はまったく気が付かなかったのですが、右側のお皿に隅に白いモノがありますが、こちらは”塩”でした。
メニューは1種類のみ。
コースメニューで、ここに記載されている料理が順番に運ばれてきます。
最初に出されるのは当然おしぼりな訳ですが、このおしぼりが檜のとってもよい匂いがするんです。
檜って気持ちが落ち着きますよね。
最初のメニューは「フランス産 フォアグラのコロッケ」と「季節の茶碗蒸しをワンスプーンで」です。
ボール型のコロッケの中にはフォアグラが。
割って中を確認しようとしたら、トロトロのフォアグラが飛び出してきました。
茶碗蒸しもアオサとのコラボレーションがとても美味しく、ワンスプーンと言わずもっとたくさん食べたかったです。
続いて「ひとくちカツサンド」。
一口サイズで量は少ないのですが、パンはカリカリに焼かれていて、粒マスタードもマッチして美味しいカツサンドでした。
こちらは「8時間かけて取った贅沢鶏スープ」。
これが絶品。
本当に濃厚な鶏スープで味が深いというか、もっと飲みたくなるというか。
一口目はそのまま飲みましたが、黒胡椒を加えるとさらに美味しくなるということで、二口目に黒胡椒を加えてみました。
その味は、ぜひ店舗で飲んでみて頂きたい一品です。
「野菜の和サラダ」です。
アルファルファ、なす、ミニトマト、ミョウガ、パプリカのサラダです。
この時期の野菜は何を食べても本当に美味しいですが、ミョウガとなすがとても美味しく感じました。
ここからは
「北海道十勝 新田牧場より空輸
大地のほっぺのほくほく天ぷら」
ということで、
口直しの大根おろし
車海老
烏賊、きす
江戸前穴子
レンコン、鳥天
天ぷらはサクサクほくほくで本当に美味しい。
江戸前穴子は、ウナギと言われても信じてしまいそうなおいしさでした。
最後のレンコンは、初めて見る切り方でチクワと勘違いしそうになりました。
天ぷらの次は串揚げです。
子持ち昆布、懐かしいハムカツ
うずら、豚ロース、牛ヒレ
だいぶお腹もいっぱいになってきていたのですが、少しずつ出てくる串揚げもペロリと平らげました。
串揚げもちょうどよい揚げ加減で、どれも食材の美味しさが伝わってきました。
季節のかき揚げとして、トウモロコシのかき揚げです。
コーン一つ一つに衣がしっかりとまとわりついていて、サクサク感が半端なかったです。
こんなに美味しいコーンのかき揚げは初めてかも。
最後は季節のお野菜 4種ということで、銀杏、さつまいも、マッシュルーム、アスパラです。
さつまいもの糖度がとても高く、甘～いさつまいもでした。
マッシュルームの揚げモノも食べたことがない食感でした。
ここでコースは一通り終わるのですが、追加メニューがあります。
・(コースにも出てくる)8時間かけてとった鶏スープのラーメン
・かき揚げ丼
・穴子丼
どれも美味しそうだったのですが、先ほど飲んだ鶏スープが忘れられず、全員がラーメンを注文。
このラーメンが本当に絶品でした。
これだけでも、食べに行きたいと思えるラーメンです。
そして、デザートも2種類用意されています。
・白玉汁粉 冷
大豆を三温糖と一緒に丁寧に 昔懐味
・カタラーナ
スペイン カタルーニャ地方 伝統の味
超訳クレーム キャラメル アイス
両方頼んでみたかったのですが、
カタラーナを頼んで、今回の食事会は終了です。
「超訳クレーム」とメニューに書かれてあったのですが、どういう意味だったのか聞き忘れたのが心残りです。
参加者全員にとっても満足していただけたので、幹事としては肩の荷が下りました。
予約しないと入れないお店のようですが、恵比寿に来る機会がある際にはぜひいかがでしょう。